この計算でわかること
有利子負債と手元の現金を入力すると、実質的に負っている負債が出ます。
初期値が示すもの
初期設定のままでは次の通りです。
- 有利子負債: 50,000,000 円
- 現金と預金: 12,000,000 円
初期値での計算例
借入5000万円に対して現金1200万円があれば、純有利子負債は3800万円になります。
現金を引く理由 借入と同額の現金があれば、いつでも返せる状態で実質的な負債はゼロだからです。
事業価値の計算に使われます
当サイトの計算では、時価総額に負債を足し現金を引いて事業価値を出しています。
買い手は現金も引き継ぎます 会社を買えば手元の現金も手に入るため、実質的に払う額はその分だけ少なくなります。
運転資金は自由な現金ではありません
仕入や給与の支払いに必要な分は、全額を差し引くのが適切とは限りません。
短期と長期を分けて見ます 1年以内に返す借入と長期の借入では、資金繰りへの意味がまったく違います。
簿外の負担も確かめます
退職給付の未積立分やリース債務は、貸借対照表に表れにくい負担になります。
負債がゼロならよいわけでもありません 低金利で借りて投資に回せるなら、あえて負債を持つ経営判断もありえます。
金利水準との関係
当サイトの事業融資の計算では2.2パーセント。この水準なら借入の負担は限定的です。
見落としやすい点
運転資金まで現金として引く、簿外の負担を見落とす、負債ゼロを目標にする、この三つです。借入と同額の現金があればいつでも返せる状態で、実質的な負債はゼロだからです。当サイトの事業価値の計算では、時価総額に負債を足し現金を引いて価値を出しています。会社を買えば手元の現金も手に入るため、実質的に払う金額はその分だけ少なくなります。仕入や給与の支払いに必要な運転資金は、全額を差し引くのが適切とは限りません。1年以内に返す借入と長期の借入では、資金繰りに与える意味がまったく違ってきます。退職給付の未積立分やリース債務は、貸借対照表に表れにくい負担として残っています。低金利で借りて投資に回せるなら、あえて負債を持つという経営判断もありえます。当サイトの事業融資の計算では2.2パーセント。この水準なら借入の負担は限定的です。純有利子負債を営業利益で割れば、何年分の利益で返せるかという目安が得られます。金融機関はこの数字を審査で見るため、決算前に現金を厚くする動きが起こることもあります。季節によって現金の水準が動く事業では、期末の一時点だけを見ると実態を誤ります。借入の金利が固定か変動かによって、同じ負債でも将来の負担は変わってきます。現金を持ちすぎると資本効率が下がるため、適正な水準を探ることになります。当サイトの売掛金の計算では回収まで49.77日。その間の資金も実質的には拘束されています。グループ会社間の貸借がある場合は、連結で相殺してから見る必要があります。