使う場面
流動資産と流動負債を入力すると、短期の支払い能力を示す比率が出ます。
具体例
あらかじめ入っている値から始めます。
- 流動資産: 36,000,000 円
- 流動負債: 24,000,000 円
初期値での計算例
流動資産3600万円で流動負債2400万円なら、流動比率は1.5倍になります。
2倍以上が安全とされます
1倍を下回れば、1年以内の支払いに支障が出る可能性が高まることになります。
1.5倍で足りるかは業種次第です 在庫を多く抱える業種と、現金商売の業種では意味がまったく違ってきます。
中身を確かめる必要があります
当サイトの売掛金の計算では回収に49.77日。すぐ現金になるとは限りません。
在庫は現金化しにくい資産です
売れ残れば値引きしないと動かず、帳簿の金額どおりには回収できません。
当座比率のほうが厳しい指標です
在庫を除いて計算するため、より確実な支払い能力が見えてくることになります。
高すぎるのも問題です
現金を持ちすぎれば資本が働いておらず、投資に回す余地があることを示します。
季節による変動があります
決算期の一時点だけを見ると、繁忙期と閑散期の差が結論に混ざります。
金融機関が審査で見る指標です
当サイトの事業融資の計算で扱う借入も、この比率が判断の材料になります。
注意したいこと
数字だけで判断する、在庫を現金と同じに見る、一時点で決める、この三つです。1倍を下回れば、1年以内に支払うべき負債に対応できない可能性が高まってしまいます。在庫を多く抱える業種と現金商売の業種では、同じ1.5倍でも意味がまったく違います。当サイトの売掛金の計算では回収に49.77日かかり、すぐ現金になるとは限りません。在庫は売れ残れば値引きしないと動かず、帳簿の金額どおりには回収できません。在庫を除いて計算する当座比率のほうが、より確実な支払い能力を示すことになります。現金を持ちすぎれば資本が働いておらず、投資に回す余地があることを示しています。決算期の一時点だけを見ると、繁忙期と閑散期の差が結論に混ざってしまいます。当サイトの事業融資の計算で扱う借入も、この比率が審査の材料になります。短期の借入が多ければ分母が膨らみ、比率は実力より低く出ることになります。1年以内に返す予定の長期借入も流動負債に含めるため、区分の確認が必要になります。前受金が多い業種では負債が膨らみますが、返す必要のない性質のこともあります。月次で追っていけば、資金繰りが厳しくなる時期を事前に把握することができます。同業他社と比べれば、その業種として妥当な水準かどうかを判断できます。当サイトの純有利子負債の計算と合わせると、財務の全体像が見えてきます。比率を改善するだけなら短期借入を長期に切り替える方法もありますが、実態は変わりません。取引先の与信を調べる場面でも、この比率は最初に確認する指標のひとつになります。