入力する項目
名目の値と物価指数を入力すると、物価の影響を除いた実質値が出ます。
初期値が示すもの
開いたときの数値を使います。
- 名目の値: 600,000,000,000,000 円
- 物価指数: 103
初期値での計算例
名目600兆円で物価指数103なら、実質はおよそ583兆円になります。
なぜ名目のままではいけないのか
物価が上がっただけでも名目値は増えるため、生産量が同じでも伸びて見えてしまいます。
基準の年を100とします
指数103は基準年より物価が3パーセント高いことを意味しています。
成長率は実質で比べます 名目が3パーセント伸びても物価も3パーセント上がっていれば、実質の成長はゼロです。
家計の収入にも同じ考え方が使えます
当サイトの昇給計算では、3パーセントの昇給から物価2パーセントを引いて実質1パーセントになります。
デフレータと消費者物価は違います 前者は生産されたものすべて、後者は家計が買うものを対象にしています。
国際比較には為替も関わります
自国通貨で実質化した後、比べるにはさらに換算が必要になります。
一人あたりで見ると別の姿になります
人口が減っていれば、全体が横ばいでも一人あたりは伸びていることがあります。
統計は改定されます
速報値と確報値で数字が動くため、時期の異なる資料を並べるときは注意が必要です。
つまずきやすい箇所
名目の伸びを成長と思う、基準年を確認しない、指数の種類を混同する、この三つです。物価が上がっただけでも名目値は増えるため、生産量が同じでも伸びて見えてしまいます。物価指数103は、基準とした年より物価が3パーセント高いことを意味しています。名目が3パーセント伸びても物価も3パーセント上がっていれば、実質の成長はゼロになります。当サイトの昇給計算では、3パーセントの昇給から物価2パーセントを引いて実質1パーセントです。生産されたものすべてを対象にする指数と、家計が買うものを対象にする指数は別物です。自国通貨で実質化した後、国際比較をするにはさらに為替による換算が必要になります。人口が減っていれば、全体が横ばいでも一人あたりでは伸びていることがあります。速報値と確報値で数字が動くため、時期の異なる資料を並べるときは注意が要ります。基準年は数年ごとに見直されるため、古い資料の指数をそのまま使うことはできません。実質値は水準そのものより、前年からどう動いたかを見るために使われます。当サイトの購買力の計算も、同じ考え方を個人の資産に当てはめたものになります。季節による変動を調整した数字かどうかで、四半期ごとの比較の意味が変わります。物価が下がる局面では実質値が名目値を上回るという、逆の現象も起こります。同じ国でも産業ごとに物価の動きは異なり、全体の指数は平均にすぎません。統計の対象や算出の方法は国ごとに違うため、単純な横並びは慎重に扱います。