入力する項目
原価と値入率を入力すると、設定すべき売価が出ます。
初期値で計算した例
計算ツールは次の値で開きます。
- 原価: 800 円
- 値入率: 60%
初期値での計算例
原価800円に値入率60パーセントを乗せると、売価は1,280円になります。
利益は480円
売価に対する粗利率に直すと37.5パーセント。同じ利益でも数字が変わります。
値入率と粗利率は分母が違います
値入率は原価の800円、粗利率は売価の1,280円を基準にしています。
仕入から価格を決める場面で使います 原価が先に決まっている小売や卸では、この順番で価格を組み立てます。
目標の粗利率から逆算もできます
粗利率40パーセントにしたいなら、値入率は66.67パーセントを乗せることになります。
値引きの余地を織り込みます
後で値引きする前提があるなら、その分を見込んだ値入率にしておく必要があります。
競合の価格との兼ね合い
計算で出た価格が市場から外れていれば、原価そのものを見直すことになります。
販売費も回収する必要があります 人件費や家賃を賄えるだけの値入率でなければ、売れても利益は残りません。
消費税は別に上乗せします
総額表示が原則ですが、値入の計算そのものは税抜で行うのが一般的です。
確認しておきたいこと
粗利率と混同する、値引きを見込まない、販売費を無視する、この三つです。売価に対する粗利率に直すと37.5パーセントになり、同じ480円の利益でも数字が変わります。値入率は原価の800円、粗利率は売価の1,280円を基準にしているという違いがあります。原価が先に決まっている小売や卸では、この順番で価格を組み立てていくことになります。粗利率を40パーセントにしたいなら、値入率は66.67パーセントを乗せる必要があります。後で値引きする前提があるなら、その分をあらかじめ見込んだ値入率にしておく必要があります。計算で出た価格が市場の相場から外れていれば、原価そのものを見直すことになります。人件費や家賃を賄えるだけの値入率でなければ、売れたとしても手元に利益は残りません。総額表示が原則ですが、値入の計算そのものは税抜で行うのが一般的な実務になります。当サイトの粗利率と値入率を並べる計算では、両方を同時に確かめることができます。同じ商品でも販路によって手数料が違うため、販路ごとに値入率を変える場合もあります。送料を売価に含めるか別に請求するかで、実質的な値入率は変わってきます。仕入の数量によって原価が下がるなら、値入率を保ったまま価格を下げる余地が出てきます。季節商品では売れ残りを見込んで、平常時より高い値入率を設定することもあります。端数の処理をどうするかで、実際の値入率は計算どおりにならないことがあります。原価が上がったときに値入率を保つのか価格を据え置くのかは、経営判断の分かれ目になります。