はじめに入れる値
額面、購入価格、表面利率、残存年数を入力すると、満期までの年利回りが出ます。
具体例
初期設定のままでは次の通りです。
- 額面: 1,000,000 円
- 購入価格: 946,000 円
- 表面利率: 1.20%
- 残存年数: 10
- 利払いの回数: 2
初期値での計算例
額面100万円の債券を946,000円で買うと、表面1.2パーセントでも最終利回りは1.79パーセントです。
債券価格計算の逆算にあたります
当サイトの価格計算では市場金利1.8パーセントで945,314円と出ます。ほぼ同じ数字に戻ってきます。
値引き分が利回りを押し上げます
54,000円安く買えば、満期に額面が戻る時点でその差額も利益になるためです。
表面利率との違い
表面利率は額面に対する利息の割合、最終利回りは価格と額面の差も含めた実際の年率になります。
途中で売れば利回りは変わります
この数字は満期まで持つ前提です。途中売却ならそのときの価格次第で結果は変わります。
利息の再投資を仮定しています 受け取った利息を同じ利回りで再投資できる前提で、実際にそうできるとは限りません。
比較にはこの数字を使います
表面利率だけを並べても、価格が違えば実際の収益を比べることはできません。
信用リスクの分も含まれます 利回りが不自然に高い債券は、それだけ発行体のリスクが価格に織り込まれている可能性があります。
税引き後で考えます
利息にも償還差益にも課税されるため、手取りの利回りはこの数字より低くなります。
見落とされがちな前提
表面利率で比べる、途中売却を前提にする、税引き前で判断する、この三つが多い誤りです。54,000円安く買えば満期に額面が戻る時点でその差額も利益になり、そのぶん利回りが押し上げられます。表面利率は額面に対する利息の割合ですが、最終利回りは価格と額面の差まで含めた実際の年率になります。この数字は満期まで保有する前提であり、途中で売却するならそのときの価格次第で結果は変わります。受け取った利息を同じ利回りで再投資できるという前提が置かれており、実際にそうできるとは限りません。表面利率だけを並べて比べても、購入価格が違えば実際に得られる収益を比較することはできません。利回りが不自然に高い債券は、それだけ発行体の信用リスクが価格に織り込まれている可能性があります。利息にも償還差益にも課税されるため、手取りベースの利回りはこの数字より低くなってしまいます。当サイトの価格計算では市場金利1.8パーセントで945,314円と出ており、ほぼ同じ水準に戻ってきます。残存年数が短い債券ほど、価格の値引きが利回りに与える影響は相対的に大きくなります。額面より高い価格で買う場合は逆に利回りが表面利率を下回ることになり、償還時には差損が出ます。同じ利回りでも利払いの回数が違えば手元に入る時期が変わり、資金繰りの面では別の意味を持ちます。既発債は市場で売買されるため、証券会社によって提示される価格に差が出ることもあります。